<オリックス3-5ソフトバンク>◇22日◇ほっともっと神戸
ソフトバンク中村晃外野手の打球を巡り、審判団が試合後にファウルだったと誤審を認めた。延長10回2死一塁で中村晃が右翼ポール際に大飛球。いったんはファウルと判定されるも、ソフトバンク工藤監督のリクエストによるリプレー検証で2ランに覆った。
試合はソフトバンクが5-3で勝つも、試合後に映像を約20分間かけて見直し、審判団はファウルであったことを認めた。
責任審判の佐々木昌信氏は「判定が正確ではなかった」と語った。試合は成立しており、記録の訂正は行われない見込みだ。
ビデオ判定での誤審でオリックス敗戦 審判団が試合後に本塁打をファウルと認める 【デイリースポーツ】
「オリックス3-5ソフトバンク」(22日、ほっともっとフィールド神戸)
まさかの誤審で、ソフトバンクが勝利した。延長十回、中村晃が右翼ポール際へ決勝2ラン。しかし試合後、その打球がファウルだったことを審判が認めるという異例の事態となった。
試合終了直後、オリックス・福良淳一監督が詰め寄った。「ファウルやろ!」。審判団が“リクエスト弾”について正式に誤審を認めたのだから、怒りは当然だった。
問題視したのは3-3で迎えた延長十回2死一塁。5番手・近藤がカウント2-2から中村晃へ投じた9球目だった。右翼ポール際へのライナー性の打球はファウルの判定。すぐさま審判団が集まり、ソフトバンク側からのリクエスト要求という形でビデオ判定となり、本塁打に覆って勝ち越しを許した。
試合後、福良監督と共に再度映像を確認した責任審判の佐々木二塁審判は「ポールの前に白いものが」とボールがファウル側を通過していたこと認めた。ただ、試合は成立しており、勝敗と成績は変更されないという。
いやこれ、オリックスからしたら審判が認めたとか認めないとかどうでもいい話なんですよ。「誤審で大きく試合に影響をもたらされた」事が何よりも理不尽な仕打ちで、なおかつ同率3位の直接対決という状況を鑑みれば怒りがおさまらくて当然でしょう。いつ自球団がこういう事態になるかわからないと思うと、こちらも恐れを抱くし苛立ちます。
後でいくら騒ごうが結果は変わらない。決勝点となる本塁打の誤審など最悪のものであり、過失で済まされてもたまったものではないですね。極端な話この1ゲームがダイレクトにCS及び優勝の最終成績に影響したら(0.5ゲーム差で3位SB4位オリックス等)、またこの一打の差で中村晃の首位打者等個人タイトル争いに影響したらどうするのでしょう。ある選手が生涯で唯一獲得出来たはずのタイトルをこの誤審が奪う可能性すらある。
以前ロッテでもラミレスにホームランとおぼしきを打たれ、超グレーな誤審疑惑のファール判定がありましたが、その時リクエスト制度はなし。
恐らく映像角度の少なさの問題で誤審したのでしょうが、リクエスト制度がありながら試合を決する誤審をされてはもう言葉が出てきません。検証の映像角度を増やすべきでしょう。
オリックスには本当に気の毒ですが、NPBがこの大誤審を機にカメラを増やし映像精度の向上を実行する事を期待するばかりです。スポンサーをつけて第三者機関に委託すればいいと思うのですがね。
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