ロッテ2-オリックス2【Yahoo!sportsnavi】

果たして勝ちに等しいか負けに等しいか、それとも互角の内容だったか。それぞれの主観に委ねられますが、展開とミスの多さを鑑みると痛みが大きいのはロッテ側と感じます。
バントミスや牽制死がなければ勝っていたかはわかりませんが、それらをこなした上での結果に意味があります。人事を尽くしてなんとやら。
石川はリリーフを温存したい中よく8回まで投げてくれました。ただ2球だけが悔やまれる。吉田に当てた引っかかった直球、そして続くロメロに持っていかれたすっぽ抜けカーブ。1球の失投を逃さなかったロメロも素晴らしかった。アルバースから2点先行し、勝ちムードの中追いつかれた後崩れないところ、そして次の対戦でロメロにリベンジを果たしたのは男前でした。
攻撃は井上のバースデーアーチから2点目のタイムリーでアルバースを6回降板に追い込んだところまでは頑張りましたが、その後のミスは反省点。

ペナントレースの戦略的視点では、追われる側の引き分けは勝ちに等しいが追う側の引き分けは負けに等しい。パリーグ内では同じ立場のロッテとオリックス。実質エースの石川とアルバースで勝てなかった今日は『痛み分け』。ロッテ側は9連戦の初戦にリリーフを費やし、選手と現場が疲労を溜めてしまった。オリックス側は酷使気味勝ちパターン3人をつぎ込むも勝ちきれず、またも延長戦過多の疲労が蓄積されてしまった。
それでも同順位相手の試合、満塁で吉田正尚という絶体絶命を乗り切って掴み取った引き分け、戦術的価値は高いとポジティブに捉えましょう。

今日は疲れを癒やし明日出直し、金子攻略と有吉の好投に期待です。


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