23日の注目は先発ローテを争う本命唐川と二木の登板。まずはその2人の結果ですが、先発の唐川は4回無失点3被安打1四死球4奪三振。二木は2回0被安打0四死球3奪三振。先発に関しては伊東監督が既に結果を意識しろと発言していましたが、唐川と二木は見事に期待に応える結果となりました。
先発候補では有吉も登板しましたが、こちらも1回をきっちり無失点。他の先発候補に比べて少し後ろからのスタートかもしれませんが、結果を残し続ければいずれチャンスは巡ってくるでしょう。1試合毎に大事に取り組みながら虎視眈眈とローテの座を狙って欲しいと思います。ただ現時点で首脳陣は有吉のリリーフ起用を考えているのかもしれませんね。
リリーフでは今季飛躍が期待される宮崎と高野が登板し、宮崎は1回1失点1被安打2四死球、高野は1回無失点と明暗の別れる結果となりました。やはり1回で複数の四死球はいただけません。ただまだ2月という点で投手を結果だけで判断するのは酷だとは感じます。高野には数少ない速球派の選手としてこのままアピールを頑張って欲しいところです。
野手のスタメンは1遊中村2二鈴木3右清田4指パラデス5三ダフィー6左細谷7一井上8捕田村9中加藤。
角中がいない以外は割といきなりガチなメンバーですが、注目のショートのスタメンは中村、後は2番大地、レフト細谷という起用が目につきます。
大地の上位起用は昨年から推しまくっている訳ですが、今年はそれが伊東監督の構想にあると思っていいのかもしれません。これまでの実戦全てて上位ですし、今までならこのメンツの場合1,2番は順番はともかく加藤と中村か細谷、大地が6番だったでしょう。実際にはここに角中が入る訳ですから変化がある訳ですが、清田を復活の根拠なく3番に置いて大地を下位に回すよりは、上位大地という采配が成される事を期待します。実際に加藤を9番に置ければかなり理想的な打線です。
レフト細谷は実際に機会があるのか、細谷が好調な場合角中がライトを守れるのか、ここは結構重要だと思います。ダフィーが当たり井上が覚醒した場合細谷を使う場所がなくなってしまうので、「レフト細谷・ライト角中」という起用が可能ならば幅が広がり、伊東監督も認識しているチームの課題である選手層という観点からも大きな武器となるでしょう。細谷の打撃は実質2年目の今年ジンクスで下降する可能性もあれば、昨年の中でも変動が激しかった分既に2年目のジンクスを経ていて上昇するという可能性も十分あると思っています。乏しい攻撃力を補うという点で、レフト細谷が構想にあるのかはポイントに挙げられるでしょう。
試合自体は快勝、唐川も二木も順調なようで、対外チームとの実戦開始初日から先発争いがとても楽しみになってきました。野手陣は7安打本塁打なしで7得点ですから、シーズンでもこのような要領の良い攻撃が出来ると良いですね。
↓以下、23日の試合に関するニュース↓
ロッテ井上「タイミングまだ悪い」特大二塁打も反省 【日刊スポーツ】
<練習試合:DeNA1-7ロッテ>◇23日◇宜野湾市立野球場
ロッテ井上晴哉内野手(27)がパワーを見せつけた。
6回2死一、三塁、強風が吹く中で直球を両翼100メートルの右翼ポール際に2点特大二塁打。「あれでもタイミングがまだ悪い。呼び込み過ぎている。振りたいタイミングで振れてない。もう少し前で打ちたい」。2点タイムリーの好結果に満足するどころか、差し込まれ気味となった点に反省を口にした。
伊東監督は「ここ(一塁)も競争は激しい。(競争が)長ければ長いほどいい」と話した。
ロッテ 練習試合で快勝、唐川4回零封も反省、2回無失点の二木は安ど 【スポニチアネックス】
ロッテは23日、DeNAと練習試合(宜野湾)を行い、7―1で勝利した。
先発の唐川侑己投手が4回3安打無失点、2番手の二木康太投手が2回無安打無死点と好投。先発ローテーションを巡りサバイバルを続ける右腕たちがそろってアピールした。
唐川は「ボール球が多かった。初めての対外試合で、紅白戦とは違う緊張感がある中でバラついていたかな」と反省。次回の登板に向けて「もっと直球でストライクカウントが取れるようにしたい」と話した。
3三振を奪うなど力投した二木は「今年の実戦は制球よく投げられているので、それが結果につながってよかった」と安どの表情。英二投手コーチも「(先発枠を巡り)いい競争ができている」と目を細めていた。
ロッテ開幕ローテ候補の唐川、二木が好投!監督も◎ 【日刊スポーツ】
<練習試合:DeNA1-7ロッテ>◇23日◇宜野湾市立野球場
ロッテは先発ローテーション候補の2人が好投した。先発した唐川侑己投手(27)が4回3安打無失点。4三振を奪った。「ボール球が立ち上がりに多かった。初の対外試合で緊張していた。練習試合、オープン戦で結果を残さないといけない立場としては(無失点投球は)よかった」と話した。
2番手で登板した二木康太投手(21)は2回を打者6人でピシャリと封じた。「今年の実戦はコントロールよく投げられている。練習のブルペンからいい感じで投げられている」と満足そうな表情を浮かべた。
伊東勤監督は「唐川と二木は良かった。二木は最近ずっと良かった。しっかりキャンプから取り組んでいた」と高評価を与えていた。
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