クルーズ、大松、今江...揃ってお立ち台! ロッテファン「逃がした魚は大きい」と悲鳴 【J-CASTニュース】

ルイス・クルーズ(33)、大松尚逸(35) 、今江敏晃(33).... 元・ロッテ戦士3人が2017年7月26日、一斉にお立ち台に上がった。
 今江は01年のドラ3で、大松は04年のドラ5でロッテにプロ入り。クルーズは、ロッテがメジャーから発掘した選手だ。今回の「元同志」の活躍に、最下位に沈んだままのロッテファンからは複雑な心境が吐露されている。
■3人の移籍経緯を振り返る
 この日は、野球界で大きなニュースが2つあった。
 1つは、巨人・クルーズが金銭トレードで楽天に移籍したことだ。ロッテとの契約条件が折り合わずに16年から巨人に入団したクルーズ。今季は外国人枠の関係で出場機会に恵まれず、2遊間が手薄な楽天との思惑が一致した。クルーズは入団後すぐのソフトバンク戦に6番ショートで出場した。
 2つ目は、ヤクルトがセ・リーグ66年ぶりとなる10点差を跳ね返しての逆転勝利をおさめたことだ。7回を終え2対9と対戦相手の中日が大きくリードしていたが、8回に打線が爆発。一挙8点を奪う猛攻で同点にすると、延長10回にサヨナラを決めた。
 奇遇にも、両試合のお立ち台に上がったのは、元ロッテの選手たちだ。ソフトバンクに4対1で勝利した楽天は、勝ち越し打を放った今江と、移籍後わずか4打席目でタイムリーを打ったクルーズが選ばれた。
 今江は15年にロッテと契約条件が折り合わず、涙ながらにフリーエージェントを宣言。楽天への移籍を決断した。
 中日を11対10で制したヤクルトは、サヨナラ打を右中間席に運んだ大松が、この夜のヒーローとなった。
 大松は、右アキレス腱断裂によるケガもあり、16年10月に戦力外通告を受ける。17年1月に、ヤクルトから入団テストを兼ねた2軍の秋季キャンプの招待があり、2月に晴れて入団が決まった。
ロッテファンは複雑な心境

 元ロッテ選手の活躍が光った2試合だったが、古巣のファンたちはどう感じているのか。
 ツイッター上では、
  「ホントにヤクルトに移籍して良かったな。ロッテファンとしても嬉しい!」
  「大松、クルーズ、ロッテから巣立って行った選手が活躍してくれておじさん嬉しいです」
と、歓声を送るロッテファンがいる一方、
  「逃がした魚は大きい...」
  「昨日のヒーローインタビュー今江、クルーズ、セは大松。元ロッテ悲喜こもごも」
と複雑なファンも。
 ロッテは、7月27日時点で29勝58敗と最下位に沈む。ロッテから他球団に移籍した選手は他に、アルフレド・デスパイネ(31、ソフトバンク)、成瀬善久(31、ヤクルト)、西岡剛(32、阪神)、久保康友(36、DeNA)などがいる。

記事に文句をつける行為が野暮ったいのは先刻承知だが、題名からして不愉快なので突っ込ませてもらおう。
まず、たまたま共通点を持つ題名の3人が、同じ日に、結果的にお立ち台に選ばれるプレーをしただけだろう。ただの珍事を無理矢理ロッテと絡ませるな。
そもそも、クルーズ・今江・大松は三者全員今季別段活躍していないどころか、(今江は判断が別れるかもしれないが)期待外れ側の数字だろう。そういう意味では奇跡的な確率ではあるのは認めるが…
成績を見てなお「逃した魚は大きい」などとほざいているのならば、それは「アホ」の戯言でしかない。ネットという媒体のSNSというサービスであるTwitterというツールで軽口を垂れ流している人間の意見を、消費カロリーが歯磨きにも劣るであろうただ指を少しだけ動かして作成した何の重みもない文章を、あたかも貴重な「ファンの意見」のように扱うな。
ロッテが弱過ぎる事にかこつけての記事だが、別にこの3人が今チームで同じ成績を残していても勝率は上昇しないどころか、もっと悪化しているだろうよ。
で、最後に移籍した選手一覧を紹介する理由は何だよ。何の豆知識だよ。特に得しねーよ。意図がわからねーよ。移籍した選手の活躍云々を語りだしたら、埼玉西武ライオンズはどうなるんだよ。むしろ西武がFA導入以降酷い人材流出の環境下で長年上位を保ってきたところとか、帆足細川中島片岡涌井などが流出して以降もなお2014年は最下位を回避したところとか、岸が抜けた今年頑張っている点こそ記事にして評価しろよ。
つーか、その紹介している選手も、デスパイネ以外痛くねーよ。むしろロッテとしては破格の条件で残留に尽力したデスパイネ以外、こぞって流出した選手が活躍していない点から、ロッテの見切りの上手さが露見するよ(西岡は特例であり、久保は完全損の事情アリ臭の高いトレードだが)。
言っておくが、ロッテは選手の見切りめちゃくちゃ上手いぞ?一昔前だと小坂誠、藤田宗一、橋本将、清水直行、小林宏之は、出ていって誰も活躍出来なかった。成瀬、クルーズ、今江の流出も球団の判断は正しかったと思っているし、元より個人的にも退団は賛成だった。成瀬はどう見ても劣化開始していたし、クルーズ・今江はアンチセイバーにも程があり、打撃3部門など数字の見栄えだけならそこそこな分逆に扱い辛かった。ちなみに、ファインプレー(に見えるプレー)が多かった印象のクルーズのUZRは、2015年マイナスだった事も付け加えておこう。金銭面でも、仮に報道通りだったとして、成瀬と今江のFAに対しそこまで酷い提示だったとは思えない。

ところで、他球団に移籍した選手が活躍すると嬉しい!という発言をアピールする人達は、本当に嬉しいのだろうか。例えばデスパイネの活躍によってロッテは相当な苦渋を舐めさせられているが、嬉しいの?と野暮な事を言ってみたくなる程、自分は偽善者に対して寛容な人間ではない。私懐広いでしょ?とアピールされるのは不愉快でしかない。
勿論、全員が偽善者だという訳ではない。選手の経歴などを深く理解し、本当に選手個人として応援している人は居るだろう。だからこそ、そういう方々に対して失礼な偽善者が余計に不愉快に感じる。

何であれ、全く論理性が繋がらないロッテの弱さと珍事を無理矢理絡めた、苦笑いの領域に入る記事でした。


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