ああ、日本ハム勝っちゃったよ。しかも流れの良い勝ち方。このブログで何か言うと、どうしてもフラグになっちまう。
※閑話休題
今更の話題ですが、今季限りでの井口の引退が決まりましたね。引退試合もマリンフェスタと同一日に決まり、成績が暗黒なマリーンズにあって、貴重な客足が捗る日となりそうです。
簡潔に言って、引退のタイミングとしてはベストでしょう。惜しまれながら、チーム成績の枷にもならない引退になるのですから。
井口は43歳を迎える今季でもOPS.7を越えるなど、打一本ならば十分な戦力です。それがロッテであれば尚更。一方で井口が活躍すればする程、井口に非がないのは当たり前なのですが、チームにとってはプラスとは言い辛い面があったのも現実です。
必要な一塁の助っ人を獲得し辛かったり、2000本の瀬戸際に居る福浦の出場機会と被ったり、福浦と共に並ぶと1軍枠を圧迫したり、若手・中堅がチャンスを貰い辛くなるなど、限られた席を奪ってしまうという側面もありました。まぁこれは、力で席を奪えない選手が情けないだけとも言えるのですが。
引退表明後は7勝10敗ですので井口ブーストが掛かっているとも言えませんが、せめてものモチベーション要素になってくれれば良いですね。
3年前の里崎引退と成瀬流出、2年前の今江流出、昨年のサブロー引退・大松と伊藤戦力外に続き今年の井口。日本一を知る下克上の中心選手がどんどんと消えていく様は、哀しいかな刻の流れを感じさせます。一方でその後釜の不在が、チーム状況の深刻さを体現しています。
異様な8年年俸不動契約など、裏でどんな話がついているのかわからない井口だけに、これからも恐らくしっかりとしたレールが敷かれていると思います。我らがマリーンズの監督になる日もそう遠くはないでしょう。
各媒体を見れば井口が若手の良い見本であった事は間違いないでしょうし、経験値で言えば上回る人物を探す方が大変な貴重な存在。
どのポストに就くのかわかりませんが、来季以降の「選手井口」ではない井口のマリーンズへの貢献に、多大に期待しています。
お疲れ様でした。


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